その昔、工場の事務所を2階から3階へお引っ越しをした時のこと
パソコンやコピー機、レーザー加工機などの大移動を
電気屋さんにお願いして、繋いでもらったことがありました。
最初のうちは、「こっちのパソコンとあっちのパソコンを繋いで…」
と身ぶり手振り話しながらでしたが、途中から電気屋さんが、
「あの子とこの子が繋がって、その子はどうするの?」
と言い出したものだから、皆して
あの子、この子、その子、どの子!?
っと面白半分、不思議な会話をしていました。
「電気屋さんにとっては、商売道具は我が子なんやなぁ。鉋をあの子とは呼ばへんけど。」っと先輩がまとめていましたが、
ベテラン職人の道具をみれば、同じぐらいの愛情をかけているのがよくわかります。
今一つ一つ、持ってる道具の手入れをしています。
それぞれに癖や調子、相性があり思い出もあります。
手入れをしながら、語りかけたりはしませんが、 素直になぁれ素直になぁれと磨きます。
道具を手入れすると、スキッとして気合いが入ります!!
さぁ、頑張ろっ☆塚本でした。