たった、ひとつの

2016/04/25 | Categories:ブログ

春うらら。
こんにちは、花粉に少々やられている福西です。

連日の報道は熊本の大地震ですが、昨夜確かに在った町が崩落している現実はどのようでありましょうか。避難されているご年配の方がインタビュアーからの質問の受け答えに、
私は大変驚いてしまいました。

被災数日後、たった一つの炊き出しされたおにぎりを老夫婦で分け合い、
「ありがたい」と戴かれたそうです。
被災され、家はなくなり、不遇な境遇において、その一言は自分なら、
まず出ません。

阪神大震災では半壊した家を壊さなければならなかった、大型重機で無残に潰されていく様の、あの空虚感をふと、思い出しました。
私は、幾皿かの食卓にあがった食事を頂きながらその報道を見聞きしていましたが、一つのおにぎりが心底有りがたいと、不平不満も漏らさず、安全安心に日々を送れるその日を待ち続けている被災者の方に言葉がでませんでした。

自分が出来る事は、被災地に心を運ぶことです。

🍙deつながれ☆


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