今日は割り込み日曜日更新!
今日は朝から和歌山で現場でした。
朝四時起きでねむねむの状態でした。
朝はいろいろありてんやわんやだったけど現場に到着。
予定では夕方の作業終了予定でしたが、昼前に終了!
山奥の現場からの帰宅は高速を乗らずあえて下道で帰宅しました。
なんでかって?
そりゃ攻めれないマツダのボンゴでも気分は頭文字Dな感じで山道を走りたかったからですよ!
法定速度は厳守で!(笑)
帰宅後購入していた鋸を仕込みました。
鋸には替え刃式と本刃式があります。
今現在の主流は替え刃式ですがやっぱり本職になると本刃がほしいところです。替え刃式は当たり外れがなくいいですが、かっこよさに欠けます。
本刃は当たり外れや目立ての具合に左右されやすく難しいです。だけど本刃は銘切が渋いのとものによっては焼き入れの模様がかっこいいところがいいですね。
僕が購入したのは本刃使用の8寸(210mm)の両刃鋸です。
最近では名工の鋸は高く手が出ません。
使用条件を照らし合わせて吟味した結果、薄刃で材料の初期食い込みがよく堅刃のタイプにしました。
堅刃の難点としては堅い分変な力が加わると簡単に割れるのと、誤って釘などにかかった際も簡単に刃が欠けてしまうことです。
柄の仮当てで仕上がりを確認。桐か全籐巻きか・・・・やっぱ桐ですね。でも全籐巻きの方が値段は高めです。
ここからです!フライパンをんを・・・・・ってちがうわ!(笑)
鋸をガスコンロに置き柄の付く部分、鋸の中子の部分を赤くなるまで熱します。今回は柄の切り待ち部分がちょっと狭かったため鋸の切り待ち部分も炙っときました。
しかし最近のコンロはだるいです。なぜなら火だけを付け続けるとセンサーが異常と感知して勝手に火が小さくなってしまいます。だるかったです。
熱々のうちに気合を入れて柄にぶっこみます!オラオラオラ!!!
この時懐かしい香りとともに煙が出ますが気にせずぶっこみます。
ある程度入ったらすかさず柄のけつを金槌でたたいて鋸の切り待ち部分まで叩きいれます。叩きいれすぎると柄の根元が食い込んで割れてダサいので慎重に。
この際あまりにも鋸が柄に対して反って入る場合は中子の半分くらいまで入れた後に軽く曲げてぶっこみます。
切街まで 入ったら柄に水をたっぷりつけます。当然ですがジューっと音がして水蒸気が出ます。
なぜ水をかけるというと鉄を熱した後に水をかけると錆びるからです。
錆びが柄の材料と絡み合って抜けむずくするためです。
昔の和釘が使っているものとかでもそうですね。昔は先のことも考えてものを作る能力がすぐれていましたね。
水分を拭き取って完成です。
初めての方は是非挑戦してみてくださいね。ついでに家のワンワンドアップです。
奈須でした~