はちきん、104歳を目指す!

2013/09/15 | Categories:ブログ

今日は久々に建具を作り、清々しく、楽しかった福西です。
日付が変わるほどした訳ではありませんが、充実して働けたように思います。
何事も、出来ない人が居て、働きたくても働けない、作りたくても作れない、やりたい事はやれない事を考えると、当たり前にする事に気をつけないとイケないと思います。

 

仕事帰りに、歳のせいのアレコレで祖母が入院している病院へ見舞いに行きました。
88歳になる大正生まれの祖母は、今年猛暑で有名になった四万十川のほとり、江川崎の高知生まれ、7人兄弟の長女、武勇伝は満州で李香蘭と一緒に食事をしたことです。
そして、元祖「はちきん」です。
「はちきん」とは、土佐弁で「男勝りの女性」の県民性を表した言葉です。
後ろを振り向く事なく前進、快活で負けん気が強い。

私が小さい頃の夏休みの宿題の日記に、「ごはんを食べにいきました。今日もお金はお父さんじゃなくておばあちゃんが払いました。」というものが残っています。
それくらい何でも気前よく潔の良い人です。
また、私であり、私の母親の母親とは思えないほど社交的で、カラオケやスナック、昔の喫茶店が好きで、早くにお祖父ちゃんを亡くし、戦後の建築屋さんのブラック秘書など、肝っ玉稼業をし、良く働いていたそうです。
その名残か、今でも現役でスパスパと煙草を吸うヘビースモーカーぶりは圧巻です。

そんな祖母にも見習おうと思える事は、人の噂や悪口、不平不満を一切口にしたのを聞いたことがありません。祖母はいつも「ありがとう、嬉しいわ」と感謝して生きているみたいです。

見舞いにいって面白かったことは、歯の無い祖母の言っている事が、今までほとんど解らなかったのに、理解してみようとすると半分解るようになったことです。
祖母はやっぱり、煙草を吸いたいようでしたが、ここは病院、患者の身。
しばしの強制禁煙で、長生きしてもらわねば。。
なにせ、104歳まで生きた、お祖母ちゃんの母親の年齢まで、自分も生きられると信じ込んでいるのですから。

 

 

 


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