一向に口内炎が治らない福西です。
今日の帰宅時に、最寄りの駅を下りて自宅へと続く道をふと変えました。
すると昔通っていた朝日橋幼稚園の前を通りかかりました。
大人の足で自宅から歩いて2.3分ですが、お友達と一緒だからという理由でわざわざバスに乗せて貰って通園していた事を思い出しました。
小さい頃、遊んでお洋服がドロドロになっても母親に怒られたことはありません。
食いしん坊だから、冷蔵庫にゼリーやプリンがあると、食べたくて「これ、食べていい?」と聞いて「あかん」と言われた記憶がほぼありません。
そんな母親ですが、小さい頃のイメージは「仁王」です。
口を一文字にくくり、目は吊り上って金棒を持っていそうなくらい恐かったのです。
小学生の頃、5時の門限を過ぎると必ず締めだしを喰らい、歳の離れた弟が、玄関の内側から「あけてあげてー」とよく泣きじゃくっていました。
高校生の頃には、周囲がテスト前日のお泊り会などして楽しそうにしているのに、母親の「アカン!」でめでたく反抗期を迎えました。
そんな母も来週で62歳になります。
「プレゼント何が良い?電動自転車買ったろか?」
と言った時、まんざらでもない顔をした事は見逃しませんが、時間が経って、「何も要らない」と言ってきました。
五黄の寅生まれの母ですから、それはそれは気が強く、過去にこんな事もありました。
平日に私が行けるはずの無い、近所の銀行から、「福西あゆりさんのカ-ドが置き忘れていました」と送られて来た時、「お母さんじゃない!」と言い放った時には絶句、たまげました・・・。その後のやり取りはご想像にお任せします。ドタン!バタン!ガッチャ―ン!!バキバキ!!ギャー・・・・
まぁ・・なんとも色々ありましたが、母親は、そのまた母親、私が祖母に孝行する事が一番嬉しいようです。もう一回、まんざらでもない顔が見てみたい、とニヤツいています。