オールマイティー?

2015/07/24 | Categories:ブログ

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土用の丑、福西です。
最近は食べることが億劫ですが、ものすごく頑張って「いただきます」と頂いています。

さて、写真は組手決り鉋です。大西商店の職人さんの所有物ですが、
30年使った道具を「もう要らん、やる!」とのいさぎ良さに感嘆。
そして、素晴らしく道具が美しい。

 

話が少し変わりますが、サッカーのオシム監督だったか、「どんな選手が欲しいですか?」との記者の問いへの答えは、「総合的になんでも出来る選手」と言ったそうな。
職人さんの世界にも、もちろんオールマイティーは居てません。
技術的や身体的なことはもちろんありますが、一番難しいのは好き嫌い、合う合わないという自分本位な気持ちが、オールマイティになれない理由かなと思います。

私には昔からなりたいと思っている職人像があります。
誰と組んでも、どんな仕事でも、好き嫌いと言わない職人。仕事を選ばなくて、監督が使いやすくて、段取りを選ばないから工場が上手く回ると思う。
人に気を遣わせないことが、一流の職人かなと思います。

難しい仕事が出来るだけが、一流では無いような気がするなぁ。。
けど、写真のように、私も道具をここまで使い込んでみたい。
誰だって、同じ時間が流れるなら、難しいことにチャレンジしたいし、
仕事にやりがいを持ちたいと思うのは皆同じでしょう。
職人は、当てがわれる仕事がその人の人生になるから。

 

 

 


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