出入り橋のきんつば屋と、喜八洲の酒まんじゅうは、戦争に出向いた祖父の大好物で帰り道にギリギリお店の明かりが灯っていたので滑り込んだら、一つサービスしてもらい、なんだか温かいものを持って帰りました。
コロナの影響で閉鎖的な変な時代になってしまいましたが、製造業の現場もそれは否めないのが正直な処です。
時代の変革と共に、休憩時間の意義を考える様になりました。刃物と隣り合わせの職種ゆえ、その時間を有意義に、会話を交わしメリハリを効かせた過ごし方によっては、仲間内に多いに士気、または失敗、事故、を事前に防ぐことに繫げることが出来ると思います。
個人で急いている時にはなかなかそうもいかない実情もありますが、「その時間はキチンと休みなさい」と言って頂いているところを、有り難くお気持ちを頂戴するのは職人にも大人のお付き合いな気もし、現場が大きく抱える人数が大きくなると、人の上に立つには個人個人の想いにも配慮できなければなりません。
最近の私事は、数のある仕事をさせて頂いているので、求められることは【スピード】。考えるという作業は動いている間に済ませ、動作に一時停止が無い様にと心掛けています。
やる時にしっかりやって、そしてしっかり休む。それがプロフェッショナルかな、と思う。下から好かれて突き上げられるキラリと光る素質の出現に期待している福西でした。