タテマエトホンネ

2013/03/13 | Categories:ブログ

しつこいようですが、グランプリの話をひとつ。

昨日、出場者が、参加しての感想や後輩へのメッセージなどアンケートを送付する締切日でした。お昼に思い出した私は、「将来の夢」という質問に、迷うことなく「優勝するまで、おばちゃんになっても出たい!」と書きました。
その日の仕事を終え、家に帰って、ゴロゴロ、ウダウダしていた時、、

「ハッ?!イカン!!」

となりました。その理由はというと・・・・

周りの人に「次も出るんやろ?」と聞かれると、「まさか~出ない、出ない」と答えていました。今年の年賀状にも「最後のグランプリ頑張ります」と思いっきり書きました。
社長にも「最後や」と通達されていましたし、大会が終わって「次がある」と言われても、「落ち込まないように言ってくれているだけ」と感じていました。自分でもこれが最後だと決めたつもりでいました。なぜかと言うと、、、女性だからです。

 

グランプリが終わって変わったこと。
それは、知らないところから自宅にかかる電話が増えたことです。

一つは、何とも怪しく
「お宅のお嬢さん、○○高校の卒業生ですね。未だご在宅ですか?」
(・・・余計なお世話です。怒)

一つは、会ったこともない
「アンタ、誰?!」的なおばちゃんが、「娘さん、良いお年頃かしら?いい人居るわよ~」。
(・・・だから、アンタ誰っ!)

まだまだ有り、これはいつもお世話になっている、パワフルご婦人。
「 あゆりちゃん、結婚、、する気ない?」
(ご勘弁・・・)

 

ですから、周りの人たちには「出ない」と答えていました。
女性だから、他にしなければいけないことがあるからです。

しかし、何の気なしにペンを走らせた感想は、自分の本音だったようです。
自分でも大そう驚き、時間が戻れば建前の感想に書き戻したことでしょうが、戻らない時間に、思わず笑ってしまいました。
しかし、今、「なぜ、参加に終わりを決めなければいけないのか?」と疑問が湧いてきました。「最後だから」と終止符を打たなければいけない必要がどこにあるのでしょう。
色々な理由はあるかもしれませんが、「悔しい、自分だって」という思いが残っているのなら、もしも環境に許されるのであれば優勝するまで出場するのが職人ではないですか。 周りの人たちだって、中途半端で辞めてしまって喜ぶはずがありません。

 

とは、思うのですが、、、その時その環境と相談です。
しかし、2年に一度というその「ハレ」舞台に向けて、ケな日々に鍛練することは素晴らしいことだと思います。そういう場で、何十年か経っておばちゃんになっても出場し、大西商店のメンバーと再会出来たりすることが、まぁ、一つの夢ですわぁなぁ。

福西でした。


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