その時には解らなくても、時間が経ってから心にお腹に、すーっと落ちることってありませんか?
私の話になりますが、私は超ド級の不器用で頭も良いなんてものではありません。 (頷いている人たちの顔が目に浮かぶ・・)
今の子たちは器用やなぁと感心します。
ほんとーに、私は入社してから誰よりも、数々の失態とそして勘違いをしてきました。今となっては恥ずかしい。。けれど、そんな失敗の数々も、受け入れてくださったから、今となっては有難うございます!という思いです。
それではなぜ、この仕事を続けてこれたのかと考えると、出来なかったのに出来るようになった、モノを作った時の少しの満足感、これもモチロン!
それと、私は製作作業の中に特別好きな工程が有ります。出来る、というのではなく、ただ単に「好き」なのです。それは、きっちり時間をかけ順を追って指導して頂いたから。その時は必死で面白いのかそうでないのか、さっぱり解らなかったけど、今となっては面白くて仕方がないのです。10の内、9が苦手な仕事でも、1にその作業が含まれるなら、私はずっと続けていると思います。そして、極めつけは・・・一杯のラーメン♪ですかねぇ~(この意味わかりますか??)
持続するには「力」が要るなぁ~と思います。その環境が自分に合っているかそうでないかもあるでしょうけれど、自分から合わせていくド「力」も必要。私で言えば、「普通、世間では・・・」と縦社会の当たり前を頭ごなしに言ってしまいそうになるこの頃。けれど、私は誰にもそんな風に言われなかったなぁ~。時間が経ってやっと社会人のあり方を感じ、少しだけ理解ができた気がします。理屈でなくて、感じないと本当に解ったとは言えないのかも知れません。。
そうそう、先日、厳しくて、けど一杯のラーメンはここぞで食べさせてくれる、昔大好きで大嫌いだった先輩がこんなことを言っていました。
「思い通りになるのは、自分の心だけ。人を変えようなんて思ったって、自分が変わらないと無理、無理。」と。
「ハイッ!そうですね」
今だから、心にス~ッとおちる一つです。
名前は伏せておきたい、福西でした。