本日はつかの間の梅雨の晴れ間、福西です。
京都は錦市場を歩いてみましたが、日本人の肩身の狭さ、ギュウギュウ詰めにされ、
ゲッソリです。
さて、先日、工場でこんなことがありました。
作業中、視線を感じるなーと思いましたら、御年80歳の長老職人さんが唐突に
「世の中捨てたもんじゃないぞー!」とすごい勢いで仰って来られました。
よくよく聞かせて頂くと、昨夜車での帰宅中、エンジントラブルか道の真ん中で動けなくなったそうな。すると前後の車から名も知らぬ人たちが救助の要請、身内の連絡、車を路肩に移動等々、親切をして下さったそうです。
そんな事をベラべラおしゃべりしながらではありますから、ついつい大先輩という事を忘れ、おじいさんと孫のようになっております。
しかし、未だに手取り足取りご指導いただきました折には、
「これぐらい自分でできるー」「自分のやり方はこうだ」と反発してしまったり、
しかし結局は温かく受け入れて頂いています。
変わらぬような毎日ではありますが、ガハハと笑いあり、カー!と葛藤ありの製作の日々でございます。
ご静聴ありがとうございました。