仕事って・・・

2014/03/18 | Categories:ブログ

ずいぶん暖かくなりました、福西です。
私事ですが勤務することおおよそ4000日、自慢・・・ですが遅刻した事がありません。
しかし昨朝、普段なら家をでる時間に飛び起きました。史上ワースト3です。

さてさて、先週の仕事は・・・エラカッタけど遣り甲斐があった!

先週の私には、仕事の中でも最も・・・、実はモノを作るよりも好きな工程、「木取り」をさせて頂く機会を得ました。通常、職人が「木取り」をする事はありません。なぜなら、職人は後先のことを考えず無駄がでるので、この作業は一貫して木取り師がする事が適しています。
ですから、材料倉庫には職人はなかなか入れず、そこは神聖な場所でもあります。

木を前にした時、その木に命を吹き込めるか、身の引き締まる思いで真剣白刃そのものです。
木と対峙する、その言葉がとても適切だと思います。日の目を見せてあげたいという気持ちで取り組みますが、最後は木に委ねます。ですから「木取り」は、木に向かっていく気持ちでは木はそれをよく感じ、させてくれないと思います。

4mの板材を振り回していた晩は、夜中、身動きができず腕が上がらなくて目が覚めました。
「仕事って、やりがいがあるから仕事なんやった。」
先週は、仕事を初めた頃の気持ちを思い出しました。

そして、職人さんに木を渡して木削りをした後に聞くと、
「何とか取れた」と言う。これは、もの作りでの「上等、上等」に匹敵するかと思います。
「何とか」木の節の合間で、取りにくい板から、狭い幅の板から、適所で使える板を、
楽はしていないから、それを職人さんも感じてくれたのだと思う。
「何とか」取った材に職人が技術を吹き込むから素晴らしいものが出来るのではないでしょうか。

木は生きています、手間ひまをかけるから木は喜ぶのだと思う。
泣いているか笑っているか、心を添わせれば木の声が聴こえます。


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