最近、木工が楽しくて仕方がない福西です。
と言いますのは、普段の仕事では使わないような道具を引っ張り出してきて、アレコレゴソゴソしています。なかなか進まないけれど、それがモノづくりの良い所。
しかし、こうして楽しく思えるようになるまでには色んな寄り道しました。
モノづくりの順序っって、
訳も分からないけど働く→モノをつくる事が何となくわかる→真似てみる→形が出来ることが楽しい→失敗して怖くなる→楽しい→怖い→ ×100万回繰り返す
こういう過程を経て、そして、職人として、一応の形は作れるようになります。
そして最近、形ではないその先の、ようやくその正体を掴みかけてきました。
それは姿や形ではなくて、モノづくりのもっともっと湧き出るような部分・・
時間がかかったけれど、ようやくここまで来て、そして未来がとても楽しみです。
今、若い人たちが職場に増えて活気づいています。
若い人はこういう楽しみを自ら見出すことはとても難しい。
「こうしなければいけない」と教えられると、「しなければいけない」と四角四面に考えてしまいます。
だから、「それを越えたらこんなに楽しい事がまっているよ!」「すごい未来が待っているよ!」「すばらしいなぁ!」
と手をこまねいてあげることが先輩の仕事だなぁ~と、最近は思ったりしています。自ら「やりたい」「働くことが楽しい」と、しいては「人生が楽しいと思えるようになるかは、輝く原石を宝石に変えられるかは、やっぱり先輩の功績が大きいと思う。
私もここまでにしてもらった、環境や先輩に感謝。