古き良きもの

2012/05/18 | Categories:ブログ

折笠です。だんだん仕事の量が増え、忙しい時期になってきたようです。
こんな時こそミスのないようにしないとと思うこのごろでございます。

今日は最近読んだ本のお話です。

以前読んだものに、
日本の五重塔 には真ん中に心柱(しんばしら)という太い柱が通っている。
しかし、その柱は地面から浮いている。( 塔によって違うが、10cmとか)
柱を横から押すと、手で押しただけでゆらゆら揺れる。

と書いてありましたので 「いったいどうゆうこと?」と思ったのでこんな本を読んでみました。

読んでみますと、心柱は構造材ではない(なくても塔は建つ)
ほかの柱とは繋がれていない
塔のてっぺんにある相輪という金属部分にささっているだけ
お釈迦さまの遺骨(またはそれに換わるもの)を柱の中に納めたものもある
ということらしいです。

ではなぜ心柱があるかというと、
心柱が揺れることによって免震効果がある。
真ん中に柱を吊るすことにより、傾かずまっすぐな塔が造れる。
ということらしいんですね〜。
また、浮かせてあるということは、木材の性質として
心柱は縦方向には あまり縮まないがほかの部材は時が経つと縮んでくるのでそれにあわせてあるということらしい。
今から1000年以上昔の人たちの知恵に脱帽です。

建具職も昔からつたわるものがたくさんあります。
古き良きもの、残っていくものを大切にしたいと思います。


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