同じ関西でありながら、訪れたことのない奈良の吉野山にいってきました。
山の奥深く、奥千本はこれから満開を迎えるようです。
特急に乗って終着駅の吉野山は、降り立つとその清浄な空気感に、山の神様がそこかしこに居そうです。由緒あるお寺に続く参道はたくさんの人でとても賑わっており、
桜ビールや吉野葛まんじゅうなど道の両端に美味しそうなものがいっぱい。
穴場と聞いて目指したのは「一目千本」(いちもくせんぼん)
ひと目で千本の桜が目に入いることから、この名が付いたそうです。
そして急勾配を登りのぼりして、歩いてきた道が、とても小さく見える上千本までやって来たところで陽が落ち始めたのでした。
美しい自然の風景をたしなむ、それを花鳥風月と言うそうですね。
四季を感じて、季節折々を楽しむ。
あぁ、醍醐味かな。
福西