建具屋さんがつくったらこうなる。

2019/12/17 | Categories:ブログ

角度がつくと、非常に加工が難しくなるのですが、斜め桟の通りを保ち、尚かつ、折り矩の胴付きをピシッとつかせた建具ができました。

どの機械にも入らない3.3メートルの建具もあり、とても原寸をとれないので、さすがに建具職でも【逃げ】を作って上手く納まりました。

大きな加工物には小さな道具を、

小さな加工物には大きな道具を、

とよくいったものですが、ここまでになると手加工が必要なようです。

頭は柔らかく、機械と手、バランスの良い技術と感覚が必要ですね。

家具屋さんが作ったらどんな納まりになっていたのか、それも見てみたかったなぁ、と思う。

福西


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