教科書通り

2015/07/23 | Categories:ブログ

ようやく梅雨明け発表もあり、夏本番ですね。

ただ、雨が続いております。

台風も続けて来たりと、不安定な感じですね。
毎度毎度趣味のネタになってしまいますが、先日、台風直後のダムへ釣りに行ってきました。
本当は和歌山へ行きたかったのですが、台風の雨の影響で水質が悪すぎるだろうと思い、ダムへ行きました。

ダムの事前情報では、満水で濁りアリとの事。

目で見てみないと分からないな〜と、深夜カヌーを積んで出掛けました。

到着すると暗がりでも倒木などのゴミがみえます。

条件が悪いのは承知の上。

取り敢えず、早くカヌーを出して、水質の良い場所を探す事にします。

基本的に流れ込みは回復が早く、綺麗な水が入り込み、酸素量も多いので、急激な条件変動の後は良いハズ。。。

でしたが、

全く反応ナシ。

カヌーを漕いでいても、魚の気配が感じられません。

せっかく来たので、、、と、ぐるっと一周して様子を見ておこうと周りましたが、想像以上に厳しい景色でした。

瞬間的な大雨で、泥水が流れ込んだ感じで、周りの木を見てると、60センチくらい上まで泥の跡が残っていました。
釣れる事はあまり期待せず上流を見て、そこから一気に下流まで下ります。

途中、気になるポイントをチェックしながらボチボチと。

人も増えてきて、思う様に釣り難くなってきたので、かなり足早にチェックしていきました。

最終エリアで、セオリー通りの場所があり、何となく、ここで釣れなかったら、今日はみなさん留守だったと。。。

そんな事を思いながら、風向き、水の流れを見ながらカヌーを位置決めし、狙いの少し先にルアーを落とします。

体制を整えゆっくり動かし、ポイントを通過する辺りで、そのルアーを食わせる「間」と「動き」を加えます。

いまっ‼︎とココロで念じたタイミングで、水面直下のルアーが消え、魚の尻尾が見えました。

いまっ‼︎っと思いながら動かしてるにもかかわらず、まさか出るとは思わす、ビックリしながらの取り込み。グイグイ引っ張る感じは、只者では無い感触。

出た瞬間の尻尾の大きさでデカイ!と思いましたが確信する引きでした。
大事に大事にやり取りして、無事ネットイン。

丸々太った見事な魚体でした。
  
琵琶湖以外でこのサイズを釣るとは思ってなかったので、大満足です。

カヌーの上での計測なので、少し小さめに見て52センチ。

自己記録更新なりませんでしたが、嬉しい一匹でした。
教科書的に言う、夏の魚はこんな地形を好み、水質の悪い日は水の流れがある場所で、更にその場合、この場所で餌を待ち捕食する。

そんな場所で、そんなシチュエーションでした。

教科書通りに釣れた事に、嬉しい様な、ホンマに出るか!と言う感じで面白かったです。

とはいえ、自然相手の教科書などある訳も無く、一応今迄の経験で導いた結果でした。
これがあるから止められません。
里田でした。


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