旅に出ようぜ

2016/05/13 | Categories:ブログ

福西です。朝、目を覚ますとカーテンの隙間からさす陽がすでに高々と上がっていて、
寝坊したのではないかとびっくりします。

楽しいGWもあっという間でしたが、皆さまはいかがお過ごしでしたか?

 

私は長野県の松本市を訪れました、今回で3回目です。
全国津々浦々、行きたいところは山ほどありますが、2回3回と重ねて訪れ、
見える景色や感じることもあるかと思い選択しました。

松本市では「工芸の5月」という街を上げてのイベントで、美術館やギャラリーが活気に溢れ、広く公開されます。木工・金工・漆や服飾、絵画etc・・・、工房を見せて頂いたり、
作家さんと直接お話できたことが何よりでした。
そして民芸家具に触れたりと、松本はモノづくりに優しい街です。

街を歩いていて思った事は、店やギャラリーが分かりにくいことです。
地図を見ながらでしたが、どこも通り過ぎてしまう始末で、例えば、大阪の戎橋のように
看板が出ていたり、宣伝を大々的にしていないのです。

作家が多く、企業が存在しないから当たり前なのですが、極めて手加工作業を好み、
あまり商売っ気が無いのは、地域的な傾向の様です。
作家という生き方、またはサラリーマン、幸せの価値観は人それぞれですが、企業とまではいかなくても、こだわったもの作りで、生活が成り立って、そして何より人間的な幸せもつかめる、作家≦ 少し大きいコミュニティーは無いものかな?などと思ったりしますが、人の心配より自分の心配を・・・。

 

そして松本より車で30分、少し奥まった所に安曇野という地があるのですが・・・
これはまた別の機会に。

この地には、というか、この安曇野の人柄に自分が大切にしたい、人間の豊かさがある気がするのですね。

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