木工機械展
2013/11/14 | Categories:ブログ
先日、名古屋で開催された木工機械展を見てきました。
今回見たかったものは、
アメリカ製の手を切らない昇降盤です。
昇降盤とは・・・
ものすごく簡単に言うと、木を割ったり、木に溝を付けたりする機械で、
非常に危険度が高く、使い方を誤るとケガの多い機械です。
で、これのとても安全な機械があるとの事で、見てきました。
仕組みとしては、刃物に手が触れた瞬間、センサーが働き、安全装置が作動。
刃物をロックして手(指)には、絆創膏が要るかいらないか程度の傷しか付かないという物でした。
実演を見て、安全性は確認しました。
ただ、、、
刃物が特殊な事、
設置面積が大きすぎる事、
かなり割高な事、、、等々。
今回は見送ることにします。

実際使ってみて、精度の問題。耐久性の問題等分からない部分も沢山ありますが、
その前に、、、という感じでしたね。
展示会では他にも新製品は並んでました。
面白かったのは、印刷機で、
合板の上に印刷をしていくのですが、
木目柄で、立体的にできたり、
取り込んだ画像を板に印刷したり・・・
小ロット、特注品にはとても役立ちそうで、
また、オリジナルの商品展開をしていく上では、頼もしい存在だな~と思いました。
実用面では高周波プレスが良かったです。
今まで紹介されていたものよりもずっとコンパクトで、
価格も下がっておりました。
場所があればすぐにでも欲しい一台です。
進歩が少ない木工業界ですが、
やはりメーカーも生き残りをかけて、色々なものを開発してきます。
使う側も、便利なもの、安全なものには常に敏感に反応して、
取り込んでいく必要があると実感しました。
それにしても、欲しい機械が大きい!
どれも場所があれば・・・と考えないといけないのが悔しいですね。
近くに広くていい工場ないかな~
里田でした。