そうそう検定試験の事を私も書こうかと思います。
毎日の仕事はもちろん大西商店で教えて頂きました!しかし組合の活動も、視野が広がり、本当に大きな経験となりました。会社を飛び出して、検定を受験する時、技能グランプリに向けた練習会の時、同年代よりも少し上の同じ職人仲間との切磋琢磨でした。私は人一番不器用だったので早く皆に追いつきたくて、先生方にとにかく良く質問し、よくメモをとりました。それぞれ持っている道具、使い方、手順、性格、空気感、全てが勉強素材となり、それは会社に帰った時、すごく大きなものとして生かせるのではないかと思います。
ある年のグランプリ、同じチームのメンバーとして出場するものの、我こそと思うのは職人として当たり前です。
しかし容赦なく結果は出て、喜ぶ者とそうでない者に別れてしまいます。
慰労会があり、悔しい思いを持ちながらも勝者を祝ったりと悔し涙や思いのイロイロがあった時、「やっと仲間になった」と 親会の方に言って頂きました。一緒に戦った仲間、そんな感じです。
明日の体調ことなど考えず、向こう見ずに無茶苦茶した時。
そう言えば昨年の検定の練習も朝の5時からやっていたなぁ~と思い出します。頑張らないといけない時、無理しないといけない時もたまにはありますね。
乗り越えられた時、誰にも解らない自分だけのちょっと満足感があるのでしょうか。人生はそんな連続です。