検定試験

2015/07/10 | Categories:ブログ

折笠です。先日、家具技能士の実技試験に行ってまいりました。
今年は奈良県で受験したのですが、受験者は5名。すべて家具製作の受験者で、建具の受験者はなし。それだけ建具に携わる人が減っているということなのでしょうか。

試験官の方も建具屋さんでいろいろお話を伺っていたのですが、今年はついに受験者なしやわ、と残念そうでした。家具を受ける人も含めて、道具をちゃんと使える人がほとんどいないと嘆いておられました。
家具屋さんでかんななどの手道具を使うところはまれなのでしょう。建具にはまだ手道具でしかできない領域が残されているのでよかったと思います。

課題の出来は上々で、試験官の方にも久しぶりに採点し甲斐のある作品、と言っていただきました。これからも日々精進でまいります。


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