前回のブログで、実家の米の収穫の手伝いをしたことを書きました。
その時に、大活躍してくれた相棒の事を紹介したいと思います。
その名は「楽だ君」。
お米は30キロずつ袋に入れます。
俗に言う「半俵」ですね!
昔は秤に乗せて計量しておりました。
今は、袋をセットすれば機械が袋の重さを計測し、
セットした内容量までお米を詰めてくれます。
しかもどれだけの数、袋に入れたのかも計測してくれます。
とても優秀な機械です。
ただ、これは「楽だ君」ではありません。
「楽だ君」は、そのお米の袋の封をするときに登場します。
計測機から「楽だ君」にお米を乗せ、袋の口を縛るのですが、
重い袋なので結びやすい向きに方向を変えるだけでも一苦労。
少しの数なら問題ありませんが、100を超えると考え物です。
で、「楽だ君」にはターンテーブルがついております。
ターンテーブルにお米を乗せ、その上で自在にくるくるの回すことができるのです。
たったそれだけ?と思うかもしれませんが、それがいかに楽な事か・・・
で、袋の口を縛り、そのまま横に倒します。
すると、「楽だ君」は簡易リフトで、腰の高さまで袋を持ち上げてくれます。
それをパレットに積んでいく訳です。
30キロの袋を地面から持ち上げて、パレットへ運ぶ運動をしなくて良いように考えられた道具です。
ターンテーブルと簡易リフトの組み合わせの機械が
「楽だ君」です。
作業する人の困るところをよく考えた素晴らしい機械だと思いました。
恐らくこれがあるのと無いのとでは、雲泥の差があるであろうと・・・
大袈裟化もしれませんが、
30キロの米俵を200袋運ぶ事を考えればそれくらい言っても過言ではないと。
派手さはない機械でしたが、
よく考えられた仕組みに本当に関心しました。
ほんの少しでも作業員が楽に快適に仕事ができる。
これは仕事をするうえで大事な事で、
常に考えておく必要があると思い知らされました。
里田でした。