うちは建具屋ですので、交換して古建具が帰ってきます。
古建具を解体して処分しますが
その時に素材や構造を見ることができて、
昔のやり方や違う地域、職人さんでもそれぞれ違いますので
勉強になります。
ガラス戸の時に職人さんがガラスの名称を教えてくれました。
空から見た町並みに見えるところから
“古都”と言うそうです。
和ガラスというのか、アンティークガラスというのか
今はほとんどのものが製造されてないです。
古ガラスはどこに小さな欠けや割れがあるかわからず
ちょとしたことで割れてしまうので
よほどでないと再利用ができません。
ですので、もう見れないかもしれませんから
貴重な機会なのかもしれませんね。
ふとベテラン職人さん達と話していると
そういうこぼれ話をしてくれます。
建具の知識や作業のコツなんかはとてもためになるので
こういう機会があることも貴重だなと思います。
暑くて大変ですが
余裕持って作業できるようしていきたいです。
下山