科学の力だ

2012/08/03 | Categories:ブログ

本日の担当は折笠です。

木工関係のお仕事は、伝統を重んじ、一つとして同じものはない「木」という素材を匠の技で仕上げる、職人ならではのもの。
お固く書きますと、こういうようなアナログな部分に惹かれてこのお仕事を志したところがありますが、最新の技術を使った木の加工にも多分に興味があります。

先日、先輩にレーザー加工機のデータ処理に関してご指導いただいたのです。

先輩は検定試験が終わったばかりでしたのでやっと一息つけるところ。
時間を取っては申し訳ないと思いながらも仕事の後にお時間とってくださいました。

何か試しにやってみたいことあれば考えてくださいとのことだったので、
個人的なことですがお家のポストを作っておりましたので、それにつける表札を作らせていただきました。

まずベースになる木を切り抜き加工します。

 

 

 

 

 

 

 

すっげ〜 絶対に手では加工できません。
なんと0.1mmの線も描けるそうですよ。

データさえできていればあっという間にできてしまいます。
そして別の木を同じデータで加工。

 

 

 

 

 

 

 

今度のは切り抜かれた側です。
ばらばらになってますね。これもものの数分でできてしまいます〜。
しかもきれいに切れるものですねぇ。

そして二つを合わせると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あっという間に表札ができちゃいました!
う〜んすごいです。
手で丁寧に加工するのも好きですがハイテクも好きだー。

ちゃんと使いこなせるようになっていいもの作りたいと思います。

ちょっとしたものでも、本物の木を使えばとても愛着の湧くものになると思います。
名札でも記念品でもなんでも大西商店にご注文くださいませ。


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