細かいところ

2012/09/05 | Categories:ブログ

折笠です。だんだん日が短くなってきました、いよいよ秋な感じですね。

さて、先日のお休みですが、先月も行った民族学博物館へまたもや行ってきました。
今回はコンサートです。芸術の秋〜。

クラシックです。ピアノとバイオリンとチェロのトリオです。
パリから演奏者を呼んでの公演でしたので、期待して見に行きました。
一番のお目当てはバッハのチェロ独奏曲。
会場につくとほぼ満席。立ち見になるかな〜と席をさがして歩いていますと一番前の一番ど真ん中の席が一つだけ空いていました。これはぼくのための席?ラッキーでした。

いよいよはじまりました。もちろん海外で活躍している方なのでもちろん技術レベルは高いのですが、演奏の端々で粗さが目立ってしまうのが気になりました。おしい‥。
いやうまい方だからこそ細かいところが目立ってしまうのでしょう。逆にそこばかり気になる。下手でも味のある人のほうが聞きやすい。

先日行った建具フェアでも同じようなことを感じました。
全体を見れば技術も高いし高度なことをしている作品だけど、細部が粗いものを見た時にそこがすごく気になる。それに、細部まできっちりできあがっているものはパッと全体を見た時にかっちりと決まってみえる。
そこまで行き届いていることがすごく大事だと感じました。ごまかしの利かないものほど。
細部まできっちりやるには基本をしっかりやるしかないでしょう、また、細部に出るのはその人の姿勢や性格ではないかと思うのです。
ものづくりをめざす自分にとっては、おそろしいことだなぁとおもいました。
日々精進しかありませんね。 今日もはりきって参りましょう〜。


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