職人さんもHallo!

2013/10/09 | Categories:ブログ

朝の通勤電車で、隣に座った女子高生どころか、70代の大阪のおばちゃんまで、
i padで読書していたら・・・いよいよガラケータイを出せなくなって来た福西です。

さてさて、最近思う事は、「職人さんもHallo!」なのかな?と思ったりします。
先日、仕事帰りに、学生時代アルバイト先で知り合った同級生と3人ご飯を食べに行きました。すると一人が突然、
「なぁ、民事訴訟って知ってる?」
と言いだしました。その子はごくごく一般の企業に勤めるOLをしています。
私と、もう一人、介護関係に勤める友人は顔を見合わせてキョトン・・・「?」・・・・

「最近、入社した女の子が民事訴訟ってなんですかぁ~って言いだして、部署の皆がそんなんも知らんのか?!ってなってんけど、ビックリしたわ~」と言いました。

 

私と友人は「そんなん、どこで習うの?」って聞いたところ、
「えー、大体仕事で何気なく上司から教わるっていうか、何気ない会話に。」と・・・。

 

建具屋歴12年の私は、
「私が上司に教わる事って、いかに髪の毛一本の隙間もなく胴付きを付ける方法・・・」
介護の友人は、
「私はどんな巨体の人でも、指1本で寝がえりを打たせる方法しか・・・」
その日は2人、気落ちして帰りました。

 

専門職にはモチロンその強さが有りますが、私も友人も一般常識に疎いということは確実です。よく親にも、「そんな事も知らんのか」「常識やぞ」「法律で決まってる」と言われること多々・・。
もの作りと向き合うこの仕事を続けていると、皆がそうでは無いと思いますが、正直、人と関わる事が億劫です。「間」や「キリ」が自分のペースやスピードを作るので、電話一本で乱れてしまわないとも言いきれません。

 

「職人」と聞くと、「寡黙で気難しい」イメージです。まぁ、、その通りです(笑)
しかし、懐へ入ると人一倍思いやりがあって、おしゃべりが大好きなようです。

 

毎日の報告・連絡・相談。
職人だから、言葉がなくても仕方が無い、という暗黙のところはあります。
しかしそれではイケないのだろうなぁ~と最近は思います。

 

「おはよう!」「こんにちは!」日本人だから言えるでしょう。
7年後にはオリンピックもやって来て、世界の注目を浴びる日本に成ります。

 

「ボンジュール!」と言えとは言いませんが、この際、
専門職も「Hallo!」と言えるくらいの気概がないと、イケません!!

 

職人さんも、朝は、「Hallo!」と、昨日の巨人阪神戦の会話で良いんじゃないっすか!!!

 

 

 


 

 


 Comment (0)  

COMMENT