脱・お疲れさんモード

2013/09/03 | Categories:ブログ

 福西です。最近は残業なども続き、それだけ仕事を頂けていることに有り難いと感じる日々です。しかし、「今日も良く仕事したー」という良い疲れか、または「ただ疲れた・・・」なのかは重要なところです。
 
ある雑誌編集長、兼経営者の方の本の中の話ですが、朝、その会社の従業員の方が「しんどい」や「疲れている」と言って出社してきたら「私は、帰って治ってからまた来てください」と伝えるとありました。
なぜかと言うと、精一杯出来ない人に、その対価を支払う事は出来ないからだと言います。納得できるとともに、毎日の割り当てられたノルマを意に介せず、勇気がある決断だと思います。
正直言って、、しんどい日は、、、あります。前日飲み過ぎたり、夜更かししてしまったり。
思わぬ風邪をひいたり、予期せぬ体調不良なども。
そうなった時、人に気を遣わせない我慢が強さだとも思いません。
もちろんそうならない事前努力は必要だけども、 365日明日の仕事に備えるかというと、肩が凝ります。
以前、社長が「楽しかったら、疲れへん。」と言っていた事を思い出します。
もし楽しかったら、明日の事を考えて、飲み会も早く切り上げるでしょう。
もし楽しかったら、風邪をひくような、心に隙間を作らないと思います。
「治ってからまた来てください」と言った編集長はきっと、「自分は楽しめる環境を作り出しているし、仕事に注げる情熱も引き出している。だからあとは、万全な体ひとつあれば毎日のベストは尽くせられるはずだ」
と言いたかったのではないかと思えます。
職人だって同じです。腕はある、知恵もある。飲みすぎる事もある。
最近は社会全体がそうあるように、あまり流れが良くない風潮にありますが、けして職人の腕が落ちた訳でも、歳を取ったからな訳でもありません。絶対に違います。
しかし、下を向いていていてもダメです。
吹き飛ばすような、なにか打開策を。
答えは、社長の一言にあるように思います。
 

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