ありがたいことに、無垢建具、フラッシュ建具の他に鉛扉、鉛木枠の仕事も大量にいただいてる今日この頃です。
今回の鉛扉は珍しく、ナラの突板仕上げの扉でした。
いつもはシナベニヤ仕上げ現場塗装orポリ化粧板仕上げがほとんどなので‥‥
鉛扉は見た目普通の建具に見えますが、意外と手間がかかってます。
放射線が漏れ出ない様、鉛で様々な箇所を塞いでいきます。
現場ごとに、必要な鉛厚が毎回変わるので、その都度対応していきます。
また覗き窓付扉だと、ガラスも特殊ガラスになりますし、窓枠材にも鉛の加工を施します。
せっかく製作したのに、現場で扉から放射線が漏れ出でてしまったら、製品はパーになりますから‥‥
載せてる写真は今回製作した扉のガラス窓枠の部分です。こんな感じで鉛を仕込んでます。
ナラ突板仕上げなので大手材も無垢材、窓枠も無垢材なので、少し高級感がでますね。
最後に鉛扉はかなり重いので、取り扱いが結構大変です‥‥ますます私の上腕二頭筋がデカくなる笑
武田でした