鉛マン

2019/04/10 | Categories:ブログ

ありがたいことに、無垢建具、フラッシュ建具の他に鉛扉、鉛木枠の仕事も大量にいただいてる今日この頃です。

今回の鉛扉は珍しく、ナラの突板仕上げの扉でした。

いつもはシナベニヤ仕上げ現場塗装orポリ化粧板仕上げがほとんどなので‥‥

鉛扉は見た目普通の建具に見えますが、意外と手間がかかってます。

放射線が漏れ出ない様、鉛で様々な箇所を塞いでいきます。

現場ごとに、必要な鉛厚が毎回変わるので、その都度対応していきます。

また覗き窓付扉だと、ガラスも特殊ガラスになりますし、窓枠材にも鉛の加工を施します。

せっかく製作したのに、現場で扉から放射線が漏れ出でてしまったら、製品はパーになりますから‥‥

載せてる写真は今回製作した扉のガラス窓枠の部分です。こんな感じで鉛を仕込んでます。

ナラ突板仕上げなので大手材も無垢材、窓枠も無垢材なので、少し高級感がでますね。

最後に鉛扉はかなり重いので、取り扱いが結構大変です‥‥ますます私の上腕二頭筋がデカくなる笑

武田でした


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