摂津の銘木市に行きました。普段見慣れぬ広葉樹の立派な材木にハートのど真ん中に矢が命中しました。
テーブル天板製品として市場に出回ると価格は何倍・・・・
作れる方法は知っているかもしれないが時間がないな、、と思いつつ、もし時間があったとしてもきっと作らない…という矛盾。
そう、世の中はすべて「矛盾」が蔓延しているのです。
木工道具は先人が既に完成形にしましたが、木工機械加工においては、同様に「矛盾」があり、それを埋める為にナニを持参するか、ということが技術かなと思います。
効率、確実性を求めるには「理」がよく、その先の存在するかもしれないししないかもしれない夢を見て、感覚感性を磨くか。
私たちの仕事もまた、「矛盾」だらけ、それを調和していくのが「プロフェッショナル」と言えるのかな~なんて、ワタシの妄想は膨らんでいく毎日です。年末まで怪我しないように気をつけましょう。福西