某パン屋さんの入る引き戸を製作いたしました。
裏面はメラミン材でフラット。表面は鏡を押さえる飾り額が周っています。
扉の表裏で仕上げが違う場合、いつも通り木工用ボンドでベタベタ貼ってしまうと、扉が反ってしまい使い物になりません。
ならどうするか。
糊を使い分けます。今回は3種類の糊を適所に使用しました。
完成時には反りはほぼ無く出荷できました。
いつも通りの施工方法でも良い場合もありますが、常に先読みして完成から逆算していく方法も大事ですね。
店舗が出来上がったら、見に行きたいと思います。
武田でした
寒くなったからなのか歳のせいなのか身体が固くなった気がします。
身体が固いとなにかと不便だと思うので最近は作業前と作業後に軽くストレッチをするようにしています。
膝裏からお尻らへんまでの筋肉を主に伸ばしてるんですが、足の疲れが軽減されてるように思います(´∀`)
これやってると自分の足を抱きしめられそうですw
あと、膝裏からお尻らへんを伸ばすと腰痛緩和にもなるとTwitterで見かけました。たしかに軽くなってる気がする…?
中国雑技団みたいに軟体にはなれなくとも人並みには柔らかくありたい小原でした٩( ‘ω’ )و
先般の「刃物たるべく職人の昭和」著本の一節を引用しますと、「名人という称号は建具の質を見極められる施主なり統率者にかかり、製品の出来の良さだけで認知されてゆく他ありません。よって「アイツは別格」と言われるようになるには相当な技術的優位を示しつつ、ただ日々の仕事の誠意だけの積み重ねで【信頼】を得てゆくしか方法はないのです」
ここに、この著者の意図が込められているのではと思いました。建具の絶対基本角度は90度ですが、職人に限らず「経験」を積むその行為が、モノづくりにとって良い場合と、要領を得てしまう作意につながる両極端を含む危うさがあり、90度であるはずの建具が心の持ち様によってはヒシャ曲がってしまうことは案外容易いものです。
周囲の甘い言葉が真意か喝の言葉が否か、表面的な部分に翻弄されない自制心、これが建具を建具たる90度で保ち続ける名人への秘訣だと私は思っています。
ただ「誠意」、これは口の重たい職人にとっては「言葉」ですが口数が多ければよいということではなくただただ「実直」。それを評価してくれる世間が必ずあるという希望の元に「実直」。
建具を90度で作り続けることは実は非常に難しいことだと思い、著者に敬意を、またこの本を読むきっかけを与えてくれた職人仲間にも感謝で締めくくりたいと思います。
福西
だんだんと寒さが和らいで過ごしやすくなってきました。
なので最近、部屋の模様替えをしています。家具の配置を変えるだけででも十分気分転換できます。
先日、こんな物買ってみました。
飲むあんこだそうです。つぶあん、こしあん、しろあんの3種類ありました
あんこは好きなので美味しかったです やっぱり、つぶあんが一番でしょうか。
市場