90周年を機に、ホームページをリニューアル昭和9年(1934年)に創業した大西商店(創業時は「大西建具店」)は2024年で90周年を迎えます。この区切りのタイミングに、ホームページと会社案内をリニューアルいたしました。大西商店のことをすでにご存知いただけている多くのお取引先様やお客様には周知の事実の部分も多く存在しますが、改めて自社のことを突き詰めて考えると大きな発見を得ることができました。普段、口頭でお話をさせていただいている、大西商店の魅力や強みなどをこの機会に明文化し、伝える手段が魅力的な形で作成できたことを嬉しく感じています。ホームページ記載の情報にはなりますが、改めて自己発見した私たち大西商店の魅力をポイントをまとめて下記に記載していますので、ぜひ一度各ページをみてみてくださいね。大西商店のモノづくりとは?1. 速度・正確性・美観。その全てを具える建具作りじっくり良いものを作る-職人の矜持ですが、現代の建築現場が求めるものは他にもあります。それは〈スピード感を持って、正確に、美しく仕上げること〉。建物の自由度に伴い建具の需要も変化しています。だからこそ、手仕事がモノを言う職人の技術向上のみならず、積極的な設備投資を進め、品質と量産を両立できる体制を整えています。2. 10尺長の特注建具や複雑精緻な加工に対応できる設備10尺サイズのプレス機や組立機、レーザー加工機、NC加工機など、高い天井高や複雑な意匠に代表される昨今の需要に応えることのできる、多様な製作機械を備えています。職人技の光る手仕事と機械の組み合わせにより、近年大型化する建具や、複雑な図案のくり抜き加工などさまざまな仕様に柔軟な対応が可能です。3. 有限な機会を逃さず、得た技術を教え、学びあう社風建具づくりの中には普段あまり使用しないような仕口などが存在します。木製建具の減少に伴い、こうした〈有限〉とも言える機会には、作業を行う職人に若手の職人が常にメモを取り質問しながら進めています。 見て学ぶのではなく、貴重な機会を次に生かせるよう、会社全体での技術継承が日々行われています。他にも「選ばれる理由」として、大西商店の特徴的を大きく2つに分けてご紹介しています。表現の自由と生産効率を支える、機械加工を活用した建具製作。大型のNC加工機やレーザー加工機をはじめ、大西商店ではさまざまな製作機械を導入しています。数ミリ単位で異なる数十枚の引戸や均質な仕上がりが求められる大規模施設の間仕切りなど量を求められる製作においても担保できる環境を整えることで、職人が高い品質を実現するための時間捻出を実現しています。[詳細はこちら]伝統とモダニズムの結晶。匠が施す組子細工の世界。飛鳥時代から継承される伝統技術である〈組子細工〉は、近年寺社仏閣やトラディショナルな和室以外にも、要人をもてなす応接空間やホテル、レストランなど多くで採用されています。高度な職人技の光る大西商店の組子細工は、その高い品質で上質な空間の演出に一役買っています。[詳細はこちら]今後も継続的にこのお知らせ更新やInstagramアカウントにて大西商店の魅力を発信していければと思います。今後とも大西商店をよろしくお願いいたします。